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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 [映画]

まだ旅の途中ですが、映画の話でも・・・。

ここのところ見たい映画を見に行く時間もとれないのが
実情なのですが、深夜上映があったので8年ぶりのホイチョイ・ムービー
「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を見て参りました。

公式サイト

ホイチョイ・ムービーは「私をスキーに連れてって」以来、
うまく時代の流行とかアイテムとかを取り入れておりますが、
今作でもそれはバッチリ!

見事にバブル真っ盛りの1990年春の東京を再現しています。

森永LOVEとか懐かしかったなぁ・・。
(ツナマフィンが大好きでした。)
あと東京タワーってこの頃はまだライトアップじゃなかったんだなぁ・・とか
いろいろ思い出しながら見てしまいました。

当時高校生であった私にとっては近くて遠い未来。

もちろん当時のことは覚えているけれど、
この映画に出てくるようなきらびやかで、どこか嘘っぽい世界は
テレビの中とか、ちょっと遠巻きに見ていただけです。

実際この頃は六本木なんて怖くて滅多に近づかなかったし(w

19才位になってからは恐る恐る遊びに行くようになるんだけど、
すでにバブルははじけ、残骸しかないような状態。
そもそも行ってたのもディスコではなくクラブになってたしね。

バブルに一歩乗り遅れ、総じて酷い目にあった
団塊ジュニア世代のトトロ。さんでございます。
(あ、でもスーツ着て東京湾クルーズとかは行きました。(w
やっぱりちょっと羨ましいぞっていう気持ちもあったので・・)

ただ見ていただければおわかりになるかと思いますが、
この映画が目指したのはたぶん「バブル回顧」ではなくて、
「和製バックトゥザフューチャー」

実際、馬場監督も「バブルでなくともよかったんだけど・・」
と発言してらっしゃいますが、
バブルまっただ中に様々な流行を産み出した
ホイチョイだから出来た映画であることもまた事実。
(「私をスキーに」を見てスキーとアマチュア無線をはじめた私は
まさに踊らされた一人です。(苦笑))

狙いと舞台設定がうまく融合して傑作になったという感じがします。
実際今までのホイチョイ・ムービーで一番よかったと思います。

あとヒロスエの演技、この映画では見事に決まってた。
基本的に彼女の芝居は何やらせても同じに見えて、
あまり好きじゃないんですけど(苦笑)

典型的現代のダメフリーターとバブルギャルの対比は
「バックトゥザフューチャー」でマーティーとその父・母の掛け合い
(下着のカルバンクラインを見て、それが名前だと思ったりというアレ)
とかと通じる感じで面白かったし・・・

そして薬師丸ひろ子のぶっとんだ母親キャラもGood!
ツンツンしてる演技とか角川映画時代を彷彿とさせました。

ちなみに脚本は今までのホイチョイ作品を手がけた一色伸幸さんではなく、
「踊る」シリーズのつけるまでもない巨匠・君塚良一さん

随所に見える「バックトゥザフューチャー」をはじめとした過去の作品への
オマージュは映画通で、リンク・仕掛けが得意な君塚さんならではのもの

「踊る」の監督をつとめた本広克行さんも一昨年に
「サマータイムマシンブルース」というこれまたなかなか傑作な
タイムマシン映画をお作りになりましたが、
金がない(苦笑)日本映画でも、「タイムマシン」ネタで
これだけエンターテインメントな映画が作れるのか!!と思いました。

いや、むしろ金がないからこそタイムマシンはドラム式洗濯機なのかもしれませんが・・

そこそこ評判もよくヒットしているようですが、
迷っているくらいなら一度見ればいいと思うよ。

サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格)

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