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まさに侍魂を見せつけられた結婚式(2) [他サイト言及]

結婚についての話を書いてみたら、
うっかり半年近く放置したままの話があったのを思い出しました。(をぃ

いまさらですが、これの続きです。

カリスマウェディングプランナーの安東先生曰く
「今の結婚式のトレンドはとにかく自分達の好きなように、
自由な発想、企画で自分達らしい結婚式をすること」
だそうですが、
健ちゃんの結婚式はまさにそれ、というかやり過ぎでした。

彼は今や家業の会社を継いだ経営者であり、
ヒットマンや中国政府に狙われた過去があったにせよ、地元ではたぶん名士と呼ばれる類です。

式場も地元では一番と言えるような会場でしたし、列席者の数も数百人。
親族やお仕事関係の人がたくさんいらっしゃいます。

にもかかわらずだ

司会の進行でつつがなく進むかに見えた結婚式が
つつがなく進んだのはあくまで最初の30分だけ

途中お色直しで退場し、戻ってきました。

最初はきれいなお嫁さんになるのが小さい頃の夢でした的な新婦の登場
素敵なBGMになってその美しさで会場を沸かせてました。

つーか当然だよね、普通こっちが主役ですよ。
晴れ舞台なんだしさ、華なんだしさ

なのに、なのに次に登場する新郎にして侍魂の健ちゃんてば
いきなり新ルパン三世のテーマに乗せて、スポットライトを浴びて登場。

しかも司会に「アルセーヌルパンの三代目にして、世紀の大泥棒になるのが小さい頃からの夢でした。」とか言わせた上、
新郎自ら「真っ赤な薔薇が~♪」とか歌い出す。

しかも・・、そのまま曲はメドレーで彼の大好きな
ザ・ブルーハーツの「人にやさしく」に!!

そしてさらに侍魂の富士山登山記などにも登場する彼のガキの頃の悪友達も混じって、
客席を駆け回り、列席者と肩を組んで
気ぃが狂いそう~♪と大合唱

しかもフルコーラスで!!!


そのときの健ちゃんの「どうだ、これが俺という人間だ」というアピールぶりと、
異様に盛り上がる友人達

それに対してどうリアクションしていいか困るお仕事関係や親戚の皆様

そしてなにより小さい頃から夢見てきた晴れの舞台を
一瞬にして破壊されてしまった新婦の
「私、大変な人のとこにお嫁にきちゃったな」

唖然とした表情が忘れられません。
(最後の挨拶のときに遠回しに触れてました。)

そしてそれを見ながら私達、肩身の狭いネットの友人達のテーブルは思ったのです。

まさに今日この結婚式こそが侍魂の集大成 一世一代の大ネタであるということを

そのあとはちょっと落ち着いて、
キャンドルサービスとか、
ケーキカットとか普通のイベントが進行していき・・・ますが、
途中で200インチくらいの大スクリーンに流される
新郎新婦の生い立ちビデオ

最初こそ普通の子供時代の写真などで順番に構成されていくものの、
次第に雲行きが怪しくなり
合宿で女風呂を覗くことに情熱を傾けたという高校のスキー部時代の写真など
とにかく健ちゃんの
ケツ
(200インチで)
生尻!!
(200インチで)
臀部!!!のオンパレード
(・・・しかも皆さん食事中。)

えーと、あなたかつて沖縄の成人式の酷さを嘆いていませんでしたっけ?
というのはさておき・・

もう誰にも止められない怒濤の勢いでありました。

ちなみにその時、ただひとり、兄貴だけは
食い入るようにスクリーンを見つめていました。

そしてぽつり一言

(-_-)「健ちゃんのケツって綺麗だなぁ・・」

流石です、さすが兄貴です。

そしてあっという間の二時間弱
結婚式もいよいよフィナーレ

定番のご両親への感謝の言葉と列席者への挨拶となるわけですが、
その挨拶もまさに健ちゃんらしいユニークなもの

ああいうのは緊張してガチガチになったり、
原稿を用意して・・なんていうのが普通ですが
そんなもん一切なし漢らしくぶっつけ本番でございます。

「今日はこれが俺だということを表現しました。」
みたいなことを語ったあと
(大丈夫、みんなもう充分わかったと思うよ)

列席者を親族、お仕事関係、友人関係などグループ毎に分けて、
対象ひとつひとつに呼びかけるように語りかけてきました。

沈黙の艦隊という漫画で主人公・海江田艦長の国連での挨拶場面があるんですが、
まさにあんなイメージ

で、もちろん私たちネットの友人達にも語りかけてきましたよ。

「君たちとの出会いと中国のロボットのおかげで、
俺の人生楽しくなりました。ありがとう~!」みたいな内容でした。

で、そこでスポットライトがあたる私達ネットの友人

ここまでいろいろやられると
まったく気にならなくなってるから不思議です。

いや~、いろんな結婚式に出る機会があったけども、
二次会でもないのにここまでやりたい放題 かつ 主役は新郎という式は
いまだかつて見たことがありませんでした。

列席者の方々もこいつは大物だ(いろんな意味で)と感じたことと思います。
つーか、そういう空気に包まれていました。

まさに侍魂を見た!!結婚式でした。
いやはや本当におめでとうございました。
(半年経ってから言うな)


祝砲の中華キャノン

P.S
私達ネットの友人としては
見慣れた健ちゃんよりも超美人な奥様をもっとちゃんと見たかったなぁ・・。

SUPER BEST

SUPER BEST

  • アーティスト: ザ・ブルーハーツ,真島昌利,甲本ヒロト
  • 出版社/メーカー: トライエム
  • 発売日: 1995/10/16
  • メディア: CD



このあとさらにろじぱらのワタナベさんなども合流して二次会があり、
それはそれでもっと酷かったのですが、また機会があれば・・

追記2010
パパは侍魂になった模様


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