昭和末期のままの大観光地 箕面スパーガーデン

関西の人には昔から有名だけど、東京っ子の私にとっては
箱根や熱海とかぶりすぎてなかなか行く機会がなかった箕面スパーガーデン

先日大阪に行った際にちょっと時間があって立ち寄ることができました。

噂ではかなり昭和テイストが残っているとのことだったので
結構期待はしてたのですが、
もう阪急の箕面駅からてくてく歩きながら
山の上にそびえ立つ、その巨体が見えてきたときからわくわくが止まりません。

スパーガーデン公式サイト

だっていきなり交通手段がエレベーターなんですもん

(しかも登りのみ有料で100円)

ものすごい高さを駆け上がるとそこは朽ちかけたコンクリートのパラダイス

今回同行してもらったアシスタントのYくんは
「これ営業してるんですか？廃墟ですよね」とか言い出す始末。

いや、たしかに寸前ではあるけども・・

さっそく目的の日帰り温泉っつーか、
ヘルスセンターであるスパーガーデンのフロントへ

ちょうど来年で45周年とかで記念して入場料が安くなってました。(900円)

ラッキーと思ってたけど、実はコインロッカーから
風呂のタオル貸し出しに至るまで全部事細かにその都度お金とられました。

スーパー銭湯ならともかくヘルスセンター系ではあんまりないな

で、風呂はですね。

なんか創業以来45年の伝統を感じるというか、
だだっ広いだけで基本改装とかしてないと思います。

ミストサウナとか露天とか多少は後付っぽいものもあるけど、
なんかホントに老いも若きも関係なしな大浴場って感じでした。
間に橋があるんだけど、角度が急すぎな上、滑りやすくて怖かったです。

温泉そのものの泉質はよかったですけどね。

で、風呂も重要だけど、
ここは風呂以外が楽しいらしいときいてたんであちこち廻りましたけどね。

まず大ステージ・宴会場では定番の売れない演歌歌手による歌謡ショー

空いてる時間はお客が自分でリクエストしてのカラオケ大会

ずーっとコレです。

で、その横にはゲームコーナーが遠くに演歌や素人カラオケが聞こえる中

子供達はそっちに夢中です・・・が、

坊主めくり、おさるのかごや　など名作エレメカ


比較的新しいといっても20年前、コズモギャングスにワニワニパニック

という風にいまどきの子供達になじみ深いゲーム機はあまりありません。

そしてここの目玉といえば・・

日本製コックピット型レースゲーム初期のヒット作「スーパースピードレース」(1977)と
体感ドライブゲームの大ヒット作「アウトラン」(1986)

もちろんどちらも動作は完璧

そして・・

戦闘機体感シューティングの名作「アフターバーナー2」(1987)
の現存は珍しいダブルクレードル筐体

写真はアフターバーナーと同い年のYくんのプレイの様子ですが、
体重0.1トンの私が乗ってもちゃんと動きました。耐久テスト（ｗ

てなわけで内装・ラインナップ・雰囲気含めて昭和末期の雰囲気を色濃く残していました。
もっともゲームコーナーのおやじ曰く「だいぶ維持には苦労している」とのことでしたが・・
(まあ、部品がもうないからね)

ちなみにこのゲームコーナーの上には表示上は屋上遊園地なるスペースがあるはずでしたが、
今では利用者もいないようで閉鎖されていました。

が、しっかり扉はあいていて、常連客とおぼしきおっちゃん・おばちゃんが
あちこちにおかれているベンチでごろ寝していました。

で、そこで見つけた残骸がこれ



ちょっとだけ小田原万博探偵さんの「EXPO'70に見えるモノ」っぽい？

コメント 1

ここは、もう、潰れかけるえらい借金で社員も、ヤル気が無い言うてた、気を付けなあかんのは、食中毒や、三代目社長は、金
走り回るわ、社員の給料は、遅配でもう直ぐ、破産に、なると思う、聞いたで～支配人の、言葉は、本間もんや、金貸してる人は、早く返して貰ったほうが、ええでー、
by プーさん (2011-05-08 20:33)