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マンガ・アニメの殿堂はお茶の水に 米沢嘉博記念図書館から始まる一大計画!!見てきました。 [日記]

民主党政権誕生とともにアニメの殿堂ことマンガ・アニメなどを中心とした
サブカルチャー、現代アートの国立博物館構想はいったん潰えてしまったわけだが、

実はそれをあざ笑うようにアキバにもほど近いお茶の水の地で、
水面下であるプロジェクトが進行していた。

それはこの地に本拠を構える明治大学が
少子化に伴う再編で不要となった元付属校など空き校舎を活用して
日本が誇る漫画・アニメ・ゲームなどのサブカルチャー分野のアーカイブ施設を
作ってしまおうという壮大な計画「東京国際マンガ図書館」計画

東京国際マンガ図書館公式サイト(明治大学)

同大准教授森川嘉一郎氏が、
(2004年にイタリアのヴェネツィアで開催されたヴェネツィア・ビエンナーレ
第9回国際建築展で秋葉原・おたくをテーマとした日本館展示のコミッショナーを務めたことで
知られている。)

日本が誇る文化、クールジャパンなどと言われる割に
きちんと体系だてたアーカイブがないことを危惧して私財も含め、
実現へ向け、情熱を傾けてきたプロジェクト

奇しくもエヴァにおけるサードインパクトの年 2014年の完成を目指しているが、
今週土曜日10/31日にその第一弾となる米沢嘉博記念図書館が開館する。

コミケことコミックマーケットの創始者にして、
マンガ評論家、そして明大OBでもある米沢嘉博氏と、
同じくコミケ中興の祖であったイワエモンこと岩田次夫氏

今はもう星になられてしまったお二人が
生前集めたマンガ、雑誌、同人誌などの資料がご遺族によって寄贈され、
それを元に誕生する図書館である。

で、一般公開に先駆けて内覧会があったので一足早くお邪魔してきた。
yone_1.jpg

建物は明大の所有する雑居ビル一棟を丸ごとリフォームする形で利用している。
さほど広いとは言えない空間なので当初はコミケ並の行列も覚悟しなければならないかも

1Fは展示室となっており、アキバや中野ブロードウェーでおなじみ
レンタルショーケースの形を取って、
コレクションの中でも特に貴重なものや、
米澤氏とコミックマーケットの歴史などを展示している。

ちなみに道路に面した側には今後拡大される東京国際マンガ図書館としての
計画に参加する協力企業や団体にまつわる展示も・・

実はなんとここに我がアーケードゲーム博物館プロジェクトも参加してたりして・・
yone_3.jpg

ええ、そうなんです。実はゲーム分野で協力させていただくことになりまして(^^;

UGSF-WESTの方でもこっそり発表してます・・。

で、俺はマンガが読みたいんじゃ!!という方は
エレベーターで2Fへお上がりいただきますと展示・閲覧室
yone_2.jpg

ここにも多数のマンガが置かれていて自由に閲覧できる。

が、実はこれは蔵書(10万は優に超えていたと噂)の中でも
重複していた本が置いてあるだけ

つまりコレクションのごくほんの一部に過ぎない。

で、残りがどこにあるのかといえば、
3Fから上のフロアが全部倉庫というわけ
(にも全然入り切らなくて絶賛分散保管中とのこと)

検索用のパソコンで「これ読みたい」というのをリクエストすると、
司書さんが持ってきてくださるという仕組み

ちなみに倉庫の方がどうなってるのかといえば・・
yone_4.jpg
こんな感じで処狭しとマンガに限らないものも含めた雑誌などがずらりと置かれている。

で、米澤さんといえばコミケ、
コミケといえば同人誌は??って話になるわけだが、
実はまだ全然整理・分類が追いついていないという事情もあり、
当初は閲覧できず、今年の冬コミ終了以降、
新しめのものから公開がはじめていくとのこと

一応、コミックマーケット準備会の全面協力のもと、
整理・分類など準備は進んでいるらしい。

ま、気長に楽しみましょうってことで・・
交通アクセス・開館日・時間・利用方法などはこちら

おまけ
マンガと関係してそうなもんなら本当になんでも集めていたという米澤さん
実はこんなコレクションまで充実してました。

リクエストすれば、あの名作「シュッシュッポッポ」も本物で読めるかも?

30年前のエロ本byちゆ12才










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