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荒井さんが千人祈について書いていらっしゃいます。 [日記]

おはらんことC.I.Lの荒井さんとこで
突如、千人祈について記事にしていただいています。

なんかネガティブアクセスがきてるなぁと思ったらコレだったのか・・

もう5年以上昔のことなので知らない方も多いかもしれませんが、
千人祈とは今から5年前、イラク戦争の開戦中に
私と、みやもと春九堂と、コトウユウキの三人が発起人となって
ネット上で展開したプロジェクト

千人祈 ことばで綴る千羽鶴 No war!

千人祈 ことばで綴る千羽鶴 No war!

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: バーチャルクラスター
  • 発売日: 2003/06/02
  • メディア: 単行本



「言葉で千羽鶴を折り、
戦争を否定する気分を表現・アピールしよう」というのを目的とし、
当時開設していたサイトへも多数のアクセスをいただいた他、
のちにサイトの内容をまとめて本として出版されました。

千人祈

あのプロジェクトの経緯や当時の事情については
概ね荒井さんが書かれている通りですが、
当時のインタビューでも語っている通り

当時ヤフーインターネットガイドに受けたインタビュー

我々本人は周囲からなんと見られようと、
俗に言う「反戦運動」をしているつもりはありませんでした。

ただあちこちのメディアで取り上げられ、話題になっていくにつれて
それこそ共産党さんから有名プロ市民団体に至るまで、
途中でいろんな人達からの接触もあって、
そういう筋のイベントに結果として乗っかってしまった一件もあったりしたけど、
逆にあのイベントで彼らのやり方とかいろいろなことがわかって、
だから千人祈は絶対に個の連帯でなければならないという想いを強くして、
内部的にも議論をしながら、そこは最後まで守ったという気がします。
(でも、再三にわたってお断りしたにもかかわらず、
ある団体の機関誌が自分んとこの実績だとか、活動の一環のように
書いていたり、悪徳商法マニアックスに取り上げられてたりしたのを見てがっくりきました。
BEYONDさんとはのちにリアルにお会いしましたし、誤解は解けたと思いますが)

私がいわゆるプロ市民と呼ばれている人達を見てきて、
いつも懐疑的なのは
いつの間にか話をすり替えたり、本来の目的外のとこへ誘導してしまうところ

それこそ小林よしりんがゴー宣で書いていた薬害エイズの話じゃないんだけど、
そもそもある意見・考えに賛同して集まった人達を
あそこにもここにも問題がある!といいだして、
そのままあちこち連れていって(そして返さない)
しまうのはいかがなものか?と思ってるわけです。

もちろん彼らプロ市民が活動することそのものにも
メリットはあるだろうし、功績もあるのでしょう。

しかし我々はそれはしたくなかった。
(むしろあのイベントでの千人祈・ポエトリーリーディングについては、
実は旧来の活動の人達に対する皮肉のつもりであえてそれっぽくやったのですが、
それを見ていた吉岡 忍さんがあとでイベントを絶賛したコラムを書かれていて、
逆に「ああ、マヂに受け取られてしまった」と苦笑しました。)

それこそ「あなたとは違うんです」(w
でも「この戦争はおかしいと思います。」

そう思ってる人はたくさんいたはずなのに、
何かやろうとすれば「左翼」、「プロ市民」のレッテルを貼られちゃう。

でもネットならば・・

従来の運動体とは距離を置いて、
でも普通にみんなイヤだと思ってるという気持ちを表せるんじゃないか?
組織だった運動をやるんではなくて、
ネットの掲示板というシステムであれば、個を保ったままで
社会へアピールする手段になりうるのではないか

一つ一つは小さい個人の言葉であっても、
それこそ千羽鶴のように集まったら、大きな存在として注目が集まるかも・・。

それが当時の千人祈プロジェクトの考え方の基本でした。

そして実はこれは荒井さんも書いているように
今ではネットでは当たり前となってきた手法です。

当時はまだそうした実例が少なく、
個とプライバシーを守りながら、
何かの目的のために時に連帯し、
社会、出来事に異をとなえていく手段としてネットが使えるのでは?

それを実証し、証明したいという狙いがその裏にありました。

だから名前こそ出していませんでしたが、2ちゃんねる管理人のひろゆきくんや
井上トシユキさんなども当時このプロジェクトに協力してくれていたのです。
(ちなみに政治という色を無くしてこの手法を突き進めた結果、
商業的な成功まで収めてしまったのが翌年の「電車男」ブームであり、
以降すっかり認知され、あらゆる形で応用されてきたともいえます。)

千人祈の本のあとがきで、
実は私は遠回しにそのことを書き、呼びかけています。

これからは誰でも、おかしいと思ったらネットを使って立ち上がることができると・・・

当時は「これはどういう意味ですか?」とかよく質問されたりもして、
あまり理解されなかったように思いますが、
5年経ってみて、世の中の変化を見るとき
当時の予測が正しかったと思うし、
やっと普通に理解される時代になったと思います。

そしてネットの力と使い方を知りつつ、
皆さんがマスゴミと呼ぶ世界で仕事をしている私を指して
荒井さんは真っ黒だと呼んでくださっているわけですが、
そういう意味では当たりですな。

でもね、だからこそこれからの時代に果たせる役割があるとも思ってるですわ

荒井さんがフリーの鉄砲玉であるように、
私もまたスナイパーなのです、たぶん
P.S
でもそれ以外ではあきらかに荒井さんの黒さには叶いませんよ。
(ほら、着てる服だってあっちは黒が多いし、
私の方がレディーファーストだし・・。)

つーか、アレだ。

一度も会ったことない上に、なんの興味もない
荒井さんの仇敵・朝木なんとかとか、せとなんとかと
人の繋がりを表すSPYSEEなるサイトに勝手にお友達関係があることにされていて
実はちょっと前から困惑してたのよ!

これ明らかにオハラノセイだ!

わたしのスパイシー

人間ですらないナムコのゲームキャラとの関係はまだしも、
こらどういうことなんだと・・
(いやあきらかにシステムが間違ってるんだけどさ)

でもこれ見たら荒井さん、本気であっちと繋がっている黒いトトロとか
誤解しそうだな
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